【azure】グッドミュージックを届ける、大阪の若手5ピースバンド

大阪の5ピースバンド azureに、ROCK WIND初となるインタビューを敢行。一体彼らはどのようなバンドなのだろうか。彼らにとって初となるシングル「夜行列車/まっさらな夢の中」のレコ発ライブ直前に話を伺った。

(文 サコンモトキ、写真 souto)


バンドについて

サコン「よろしくお願いします」

azure「よろしくお願いします」

サ「まずはバンドについて教えてください」

Vo./Gt. 石山周(以下”周”)「ジャンルレスで、世界観とかも関係なく、良い曲を作って出していく。そんなバンドです」

サ「結成のキッカケやメンバーとの出会いは?」

周「大学の軽音部で知り合って結成しました」

サ「特に影響を受けたアーティストなどはいますか?」

周「くるりですね。特にコード進行とかは、気づいたらくるりのエッセンスが入っている気がします。歌詞はあんまり影響は受けてなくて、僕のオリジナルな発想です」

 

心掛けていることについて

サ「楽曲制作で心掛けていることはありますか?」

周「歌詞や譜割りですね。僕は詞先で作ることが多いので、ライブで1回聴いて完全に聞き取れなくても、きれいに日本語が響いてほしい。イントネーションが変にならないように、というのは特に気をつけています」

サ「ライブ演奏で心掛けていることはありますか?」

周「あまり先入観を持って見られたくないし、かといって派手な見せ方をする性格でもない。ただただ、良い曲を届けたいという思いが強いです」

 

新曲について

サ「ここからは新曲についてお聞きします。初のシングル『夜行列車/まっさらな夢の中』はどのように生まれた楽曲ですか?」

周「夜行列車は、別の楽曲をレコーディングしている合間に作りました。あるバンドマンもレコーディングの合間に作ったのを知って、『かっこいいな〜』と思って。メモにストックしてあった歌詞のアイデアを見つつ、ギターを弾きながら、原型ができました」

サ「『まっさらな夢の中』はいかがですか?」

周「これは大学の講義をサボって散歩している時に、”まっさらな夢の中”というフレーズを思いついて、そこから作っていきました」

サ「この曲は、石山さんではなく、潮留さんがボーカルをとっていますね」

周「自分が作っておいて何ですが、僕にとってはちょっとキーが高くて。ちょっとでも調子が悪かったらしっかり歌えないと思って、”ちょっと歌ってみたら?”って。そしたら、僕よりいい感じになっていたので、この形になりました」

サ「聞きどころや苦労した点などはありますか?」

周「作ってるときはいつも楽しいから、苦労はあまりありませんでした」

Key./ Vo. 潮留里桜「『まっさらな夢の中』を歌うにあたって、歌詞を理解するのが難しかったです。でも、その分歌詞がしっかりしているのが聞きどころです」

 

今後について

サ「今後の目標や意気込みはありますか?」

周「今年はミナホ(MINAMI WHEEL)に出演したいですね。同世代がたくさん出ていて、刺激になっています。また、僕はGalileo Galileiのアルバム『PORTAL』のようなイメージも大切にしたいです。今の僕らの曲って、きれいなメロディーの曲が多いんですが、もっと聞いていて楽しい曲や踊れるような曲を作っていきたいですね」

サ「では、最後にメッセージをどうぞ!」

周「純粋に音楽を聴いていてよかった、好きだと思える曲をつくっていきたい。音源を聴いて、少しでも良いな、と思ったらぜひライブに来てください!」

 


ありがとうございました!

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